自分なりに生きた証を残すブログ

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イギリス治験の体験談。リスクや治験中の様子など感想まとめ【イギリス】

こんにちは。イギリス治験を実際に受けた感想を残しておきます。

(治験については3記事でまとめます⇒ 全体の流れまとめ費用まとめ

ロンドンのリッチモンドファーマコロジー様の治験に参加しました。

感想の記事なので個人的な意見を書きまくってます。さーせん。

m(_ _)m

 

治験を受けたのは初めてです。治験バイトという言葉を聞いたことはありましたが、正確には、治験はボランティアであり、拘束時間などの労力に対する謝礼をいただくということになっているようです。ちなみに、この謝礼の受け取りを拒否することもできます。

 

危険じゃないのか

危険やリスクについてです。よく聞かれます。そして自分でも心配でした。新薬は危ないとか、精神系の薬は怖いとか、そんなブログも見つけました。結果ですが、今回の治験では副作用を感じた人は一人もいませんでした

 

今回の治験内容は、『1回投薬⇒10日間経過観察』が2セットでした。投薬後の体外排出までのデータを取るのが目的でした。すでに日本人以外で治験が済まされており、副作用の記録としては、毎日投薬した場合に、一部血液成分に変化が起きたが自覚症状はなく容量調整もしくは治験終了1~2週間後に回復したということでした。

 

何かある可能性は0ではありません。ただ、万全の用意はされていると感じました。事前の説明も細かく丁寧であり、体調に変化を感じた場合はすぐに対応できるよう、度々医師が巡回していました。

 

どんな薬だったのか

先天性の疾患用の新薬でした。アメリカの製薬会社のものです。会社名も事前の説明書に記載されています。フリスク1粒より少し小さい錠剤でした。初回投薬は1粒、二度目は4粒を飲みました。一応書いておきます。薬は治験の種類により大きく異なると思います。

 

ちなみに、一度治験に参加した場合、終了から3ヶ月は他の治験に参加できません。3ヶ月後には、薬の影響が完全に消えるという想定での設定かと思われます。

 

リッチモンドファーマコロジーはどんな雰囲気なのか

治験の専門機関です。スタッフの3~4割くらいが日本人でした。投薬や制約事項、健康状態などに関してはめちゃくちゃ細かいですが、他は割とおおざっぱです。採血後のゴミを片づけない人がいたり、日中に体操をやったりやらなかったり・・

 

スケジュールも度々変更になったりしたので、この辺りを柔軟に対応できる人でないと参加は難しいかもしれません。募集開始の時期も割と遅めで、募集期間も限られている印象です。

 

あと結構フレンドリーです。採血はたまにミスります。個人のスキルなので仕方ないと思いますが。スタッフさん同士は英語でやりとりしてます。日本人の英語って聞き取りやすいですね。

 

治験参加者はどんな人がいるのか

旅人・ワーホリ・仕事がそれぞれ同数くらいでした。毎回雰囲気は本当に変わるらしいですが、今回は静かな人が大半と、やたらしゃべる人が少数といった感じでした。

 

海外治験は変な人が多いようなイメージでしたが、みんな割と普通でした。ただ、バックグラウンドは様々です。健康な人が対象なので若い人が多めですが、30代~40代もいました。

 

 

治験参加者の雰囲気について

普通です。ベッドのある大部屋とトイレ・シャワー室以外に談話室があるのですが、喋りたい人はここでワイワイやってました。談話室にはテレビとボードゲームなどありました。一度だけやりました。

 

大半の人は、ベッドで携帯やPCをいじってるか寝てます。途中で別の日本人治験者が隣のスペースに来て盛り上がったりもしました。大部屋ですが、夜はカーテンをして寝てました。病院にあるような目隠しカーテンです。

 

食事について

食事については不満を言ってる人が多かったです。暇だからでしょうか。1日3食と夜にスナックが配られます。すべて完食しなければいけません。大体はポテト・魚・カレー・ラザニアに、フルーツかデザートのローテーションです。

量は微妙に少ないですが、女性も同じ量なので、もしかしたら女性は大変かもしれません(男性7人女性5人でした)

 

入所中のスケジュール・入所中にしていたこと

僕が受けた治験はとても楽な部類だったようです。投薬初日は頻繁に採血や検査をしますが、2日目以降は朝の採血以外は自由な時間でした。

ブログの更新、スマホゲーム、プログラミングの勉強をしていました。まれに英語も勉強してました;笑

 

さいごに

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旅の情報を得ることができたこと、イギリスに費用を抑えて長く滞在できたこと、

副作用を感じなかったこと、謝礼(報酬)が多かったことから、

参加のメリットが多かったと思っています。

プログラミングに手を出せたのも、この環境があったからだと思っています。

 

m(_ _)m

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